2020指導員研修会&検定員クリニック
12/14~15に、ほおのき平スキー場で指導者研修会&検定員クリニックを開催しました。
雪上研修ができるのかドキドキしていましたが、昨年に引き続きスキー場関係者の皆さまのご尽力により、初心者ゲレンデが十分研修会を行えるだけのバーンになりました。
今年は、理論研修の前にスキー学校主任教師研修会のナショナルデモンストレーター(と南谷SAJデモ)によるデモ滑走を見学させていただきました。【写真】
理論研修では、研修課題の「ターンポジションのための技術課題」と、「初心者指導のための指導課題」を中心に講義がなされました。
くどいようですが、これらはあくまでも提案的な課題。資格検定やバッジテストで求められる滑りとは全く異なりますので、伝達される場合はくれぐれもご注意ください。
その後は、班別の研修。
今年もスキー学校主任教師研修会が開催されているので、ゲレンデの混雑を避けるために、班別研修は理論と実技を入れ替え制で行います。
しかし・・・ここで、トラブルが。
昨年は某技術員のスキー板が盗難に遭いましたが、今年は別の技術員のスキーブーツが無くなっていました。
石水デモにお世話になり、急遽レンタルブーツを用意していただきました。
前代未聞の、レンタルブーツを履く技術員による指導者研修となりました。
不幸な出来事があったものの、研修は滞りなく進められます。
指導者研修の後は、検定員クリニックの理論。
実技後の疲労と睡魔に見舞われながらも、熱心に受講されています。
前夜に降った雪のおかげで、スキー場らしい雰囲気になった2日目。
まずは、クリニックの実技から。
ご協力いただいた9班の皆さま、ありがとうございました。
クリニックの後は、再び班別研修です。
最後は、樋口指導員のシーハイルで閉められました。
今季の研修会&クリニックも無事終了することができました。
最良の会場を提供してくださったほおのき平スキー場の皆さまに厚く御礼申し上げます。
最後になりましたが、ほおのき平スキー場様、ほおのき平スキー学校校長藤本様、平湯温泉スキー学校様、菰野スキークラブ様、鈴鹿スキークラブ様、レブランスキークラブ様、ダイキスキークラブ田中様、スキーチームMON入澤様から、温かいお心遣いを頂戴しました。ありがとうございました。
<吉報>
某技術員のブーツが、無事戻ってきました。
「日頃の行いが良いから!」(本人談)
皆さん、持ち物にはしっかり名前を書きましょう!
<依頼>
バーンの難易度、滑走スピードに関わらず、ヘルメットの着用を。
指導者たる者、全てのスキーヤーの手本になりましょう。