第37回三重県スキー技術選手権大会
1月20~21日に、ほおのき平スキー場にて第37回三重県スキー技術選手権大会を開催しました。
前週の暖かさと雨で雪が減少し、コート変更を余儀なくされました。
かなり硬いバーン状況で、ハードな争いとなりそうです。
選手宣誓は、前年の女子優勝の山本芽似選手(スノーメイト名張)。
滑りだけでなく、しゃべりネタも冴えています。
今季も、全日本や東海北陸ブロックの技術選予選を兼ねたカテゴリー1(カテ1)が5種目、技術選を楽しむカテゴリー2(カテ2)が3種目で開催されました。
1種目目は、白樺コースで大回り。
当初予定のパウダーコースに比べ、斜度が緩く距離も短いので、ターン弧のサイズで苦労していた選手が多かったように思います。
谷周り部分を上手く処理した選手に高得点が出ていたようです。
2種目目はアルペンコースで、カテ2は小回り、カテ1はフリー(板規制)。
3種目目もアルペンコースで、両カテゴリーともフリー。
ツルツル滑るので、ジャッジ席の設置も一苦労です。
斜度変化があり、かなりハードなバーンになっていたため、念のために防護マットも設置しましたが、そんな心配をよそに、各選手ともきちんとコントロールされた滑りで技術をアピールしていました。
これでカテ2は全種目終了、カテ1は初日終了になります。
この後、スタッフは急いで成績の集計に入ります。
得点の読み上げ1人、記録用紙のチェック1人、PC入力1人、PC入力確認2人、計5人で細心の注意を払って集計していきます。
この頃、選手達は2日目の不整地種目のためにコブを作りに行っています。
しかし、ハードなバーンのため、コブが掘れないという情報が入ってきました。
不整地種目はどうなるのでしょう・・・
2日目の1種目目は、朴の木山コースで 不整地小回り。
かなり硬いバーンにも関わらず、しっかりコブが作られていました。
ハードなバーン設定に、選手は丁寧にコースチェックをしていました。
このハードなコブに、選手達は果敢に挑みます。
男子種目別1位、南谷選手の滑り
同2位、稲垣選手の滑り
最終種目は、朴の木山コースで 小回り。
ひとつでも順位を上げたい選手達、緊張感が高まります。
結果は・・・
カテゴリー1男子
1位:南谷 歩選手(鈴鹿SC)、2位:稲垣 宏明選手(アイエススノークラブ)、3位:高橋 史也選手(アルプスSC)、4位:鈴木 俊哉選手(スノーメイト名張)、5位:猪狩 寛明選手(愛知県スキー連盟)、6位:利根川 太郎選手(愛知県スキー連盟)
※1位は代理表彰
カテゴリー1女子
1位:山本 芽似選手(スノーメイト名張)、2位:溝口 裕子選手(レブランSC)、3位:内田 多栄選手(スキーチームMON)
カテゴリー2
1位:野呂 颯太選手(くれいじぃRC)、2位:後藤 尚俊選手(くれいじぃRC)、3位:浦田 幸司選手(鈴鹿SC)
※1位、3位は代理表彰
(それぞれのリザルト詳細はこちらでご覧いただけます。)
全日本、東海北陸ブロックに出場される選手の皆さん、がんばってください!!
表彰の後は、豪華賞品のプレゼント。(AG-TUNE様のご提供)
最後の超豪華賞品2品はジャンケン大会で。(滑り以上に真剣な方も・・・)
ガリウムのバッグは奥田 翔悟選手(鈴鹿SC)が、チューンナップ台は猪狩 寛明選手(愛知県スキー連盟)がゲットされました。
3月25日には、第1回三重県チャレンジ技術選手権大会も予定しています。
奮ってご参加ください。
最後になりましたが、
本大会の開催にあたり素晴らしい会場をご提供くださったほおのき平スキー場関係者の方々
同日開催でご協力くださった岐阜県スキー連盟様
前走をしてくださった山下 優理様(愛知県スキー連盟)と能仁 英之様(東員SC)
豪華賞品をご提供くださったAG-TUNE様、ボランティアスタッフでご協力くださった清滝 克徳様(スノーメイト名張)と野方 一馬様(レブランSC)
サポートしてくださったデサント様・フェニックス様・ヘッドジャパン様をはじめとする各メーカー様
に心より感謝申し上げます。