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第1回三重県チャレンジ技術選手権大会

3月25日に、飛騨高山スキー場で第1回三重県チャレンジ技術選手権大会を開催しました。

より多くの方に技術選を楽しんでいただこうという趣旨のこの大会、11歳~82歳の42人の選手に参加いただきました。

三重県連の選手だけでなく、岐阜県、静岡県、富山県、愛知県、奈良県からも多数エントリーをいただき、他県の選手との交流もできました。

24日にはチャレンジ技選前講習を予定していましたが、残念ながら最少催行人数に達しなかったため、ホームページやFacebook等でお知らせしたように、急遽「チャレンジ直前特別無料講習」の開催となりました。

せっかく南谷デモがやる気満々で現地に来るのに、中止ではもったいないですからね。

技術選での見せ方、攻め方を伝授し、大会バーンを使用しての講習となりました。

小学生から大先輩まで、本番さながらの迫力ある滑りでした。

25日、いよいよ第1回チャレ技選の開催です。

第1回開催を祝って突然お越しくださった山口副会長からご挨拶をいただきます。

中学生以下の部に出場する小学6年生の野呂 颯太 選手(くれいじぃRC)による選手宣誓。

実に堂々とした大人顔負けの宣誓で、すでに大物振りを発揮していました。

24日には土が見えているところもありましたが、スキー場やスキースクール、パトロールの方々が、夜を徹してコース整備をしてくださったのと、夜の冷え込みの相乗効果で、大会バーンはビシッと締まっています。

が、ビシッとしすぎているので(カリカリともいう)、選手でデラがけをして凸凹を均していきます。

今大会は、「技術選を楽しむ」がコンセプトなので、普段はジャッジをする技術員や、裏方の役員も選手としてエントリー。

ということで、今大会はおなじみの稲垣専門委員(なんと、全日本技術選の審判長!)、荻田教育本部長、下野技術員と、岐阜県の戸澤専門委員(飛騨高山スキースクール所属)、現役全日本選手である稲垣技術員(A検初心者)の5名によるジャッジとなりました。

また、読み上げや記録、スタート審判等は飛騨高山スキースクールの方々に協力いただきました。

1種目目は大回り。

気温は上がりかけてますが、まだまだカリカリの状態での競技開始です。

中学生以下の部(実質、小学生のみのエントリー)の選手達が気合いの入った滑りをするので、高校生以上の部の選手達も自然とテンションが上がります。

とはいえども、県技術選とは異なり、全体的に和気藹々とした雰囲気になっています。

2種目目は小回り。

バーンは若干緩み始めた気もしますが、まだまだ硬い状況。

ピステンによるギャップも臆しない中学生以下の部の選手達の滑りに触発され、高校生以上の部の選手も攻めていきます。

3種目目はフリー、この頃になると、雪面が緩んできました。

スタート位置が大・小回りよりも上部に移動し、スタートから数十mは狭いコース設定。

ここをどう使うかが大きなカギとなりました。

直滑降でスピードを稼ぐ選手(中にはオーバースピードでやっちゃった人も・・・)、中回りを入れてスピードよりもターンの質を求める選手(スピードに乗り切れずに見せ場が作れなかった選手も・・・←広報係T)、それぞれの戦略と駆け引きが見られる面白い種目となりました。

フリー終了後は昼食休憩。

その間に3種目の点数を集計し、午後は午前の点数によるリバーススタートのスーパーファイナル、小回り規制です。

今回の小回り規制は、リズム変化、フォールライン変化のどちらでもOK。

いかにジャッジにアピールするかが勝負の分かれ目です。

バーンはすでに春らしいザクザクの状態。

リズムやフォールラインの変化だけでなく、繊細な雪面への働きかけも求められます。

4種目を終え、ドキドキの成績発表。(リザルトは、こちらから)

第1回大会の今回は、クラス分けも大盤振る舞いできめ細やかです。

あまりにも表彰者が多いので、表彰状授与は入賞者を代表して、中学生以下女子の部&男子の部、高校生以上女子の部・男子60歳以上の部の1位の方と、総合1~3位の方のみとさせていただきました。

中学生以下女子の部優勝 山本 幸の花 選手(スノーメイト名張)

中学生以下男子の部優勝 野呂 颯太 選手(くれいじぃRC)

高校生以上女子の部優勝 溝口 裕子 選手(レブランSC)

高校生以上男子60歳以上の部優勝 大橋 幸一 選手(芸濃滑走隊)

高校生以上総合優勝 一ノ木 光治選手(くれいじぃRC)、同準優勝 古市 勇斗 選手(富山県立大学)、同第3位 伊藤 智広 選手(静岡県スキー連盟)

他にも各クラスで多くの選手が入賞しています。

おめでとうございます。

入賞者にはもちろん、参加者全員に、スキーバッグやミドルジャケット、ブーツバッグ等々の豪華賞品が多数用意されました。(協賛:AG-TUNE

チャレンジ技術選は初めての試みではありましたが、多くの方にご参加いただき、楽しんでいただけたのではないでしょうか。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

今年度の反省を踏まえ、来年はより良い大会にしていきますので、より多くの方のご参加をお待ちしております。

(低速・緩斜面マイスターの広報係Tでも十分楽しめましたので、腕に自信の無い方こそこの技術選を楽しみに来ていただきたいと思います。また、「総合優勝が50歳代の部の選手というのはどうよ?」という初代チャンプの一ノ木選手をやっつける腕自慢の方もお待ちしています。滑走レベルに関係無く、楽しい大会にしましょう!)

最後になりましたが、今大会の開催にあたり、会場のご提供や夜を徹してのコース整備等の準備、大会運営、ジャッジ、係員等にご尽力、ご協力をくださった飛騨高山スキー場、スキースクール、パトロールの皆さまに厚く御礼申し上げます。

また、賞品等の協賛をいただいたAG-TUNE様に、心より感謝申し上げます。

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