公認スキー指導員検定会&A級検定員検定会
2/22~24に指導員検定会、23~24にA級検定員検定会が石川県の白山一里野温泉スキー場(第4会場)で開催されました。
全日本スキー連盟の指導員、検定員の最高峰の検定です。
三重県からは、指導員検定に5名、A級検定員検定に1名が挑みました。
健闘を祈ります。
【指導員検定】
指導員には、自身の滑走技術とともに、指導方法やスキー運動のメカニズム、トレーニング理論、救急法、スキーの歴史等々、指導員に必要な様々な理論や知識も求められます。
まずは、理論や知識についての筆記試験から。
これは、スキー場に行かなくても準備ができる、すなわち雪無し県の受検者も言い訳のできない、絶対に落とせない試験です。
三重県から受検した皆さん、手応えはいかがだったでしょう?
この後は、実技試験。
自身の滑走技術はもちろん、師範の能力が求められます。
各種目で要求される運動要素を、生徒さんに分かりやすいように正確に表現できなければなりません。
指導員検定は、基礎課程4種目、実戦課程4種目の、計8種目の実技種目で、各3種目が80ポイント以上で合計640ポイント以上で合格となります。
実力は出し切れたでしょうか?
【A級検定員検定】
A級検定員は、全日本スキー技術選手権大会(予選会を含む)、スキー指導員・準指導員検定会(養成講習会を含む)、スキーバッジテスト(事前講習を含む)、すなわち全ての技術選、検定、テストのジャッジや講師等を務めることができる資格となります。
あえて言うなれば、全日本技術選のジャッジや専門委員レベルの目が求められるということです。
ですので、ジャッジはもちろん、知識においても全日本の求めるスキーについて日本スキー教程の全てを熟知している必要があります。
まずは、指導員検定をモデルとした実技検定から。
わが県の受検者は前のめりで、真剣な様子がうかがえます。
その後、実技以上に緊張する筆記試験。
わが県の受検者は、ここでは上体が起きすぎていますw
【リザルト】
三重県の指導員合格者は、奥田 翔悟さん(鈴鹿スキークラブ)、 臼井 恒和さん(津市役所スキー部) 、河合 奈美さん(くれいじぃレーシングクラブ)の3名。
A検は唯一受検した山本 雅夫さん(レブランスキークラブ)が合格しました。
合格された皆さま、おめでとうございます。
これからのスキー界の発展に尽力いただくことを期待しています。